にきび治療最前線

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新型ビタミンC誘導体 APPSの肌への浸透力について

20060329192533.jpg
(図、「第二世代プロビタミンC」 Fragrance Journal 2004-2と昭和電工資料を改変)


図は、健常人のボランティアからの皮膚を用いて、APPSとアスコルビン酸 2-グルコシド (AG)処理を行った表皮、及び真皮内のアスコルビン酸 (ビタミンC)濃度を調べた実験の結果です。

他のビタミンC誘導体に比べ、APPSを投与したものでは、表皮・真皮ともに高いビタミンC濃度が認められました。ビタミンC誘導体に親油性を与えることにより、皮膚内への誘導体の浸透性が大幅に向上していることが分かります。APPSの皮膚への浸透力は、従来のビタミンC誘導体に比べて、数十倍から100倍にもなると言われています。

APPSについて



SAHA症候群というものがあります。SAHAとは、eborrhoea, cne, irsutism and lopecia の頭文字をとったものです。日本語訳では、脂漏(脂肌)、にきび、体毛が濃い、頭髪が薄い、となります。いずれも男性ホルモンの作用が亢進して起こる症状です。

SAHA症候群の原因として
1) 卵巣に問題がある(多嚢胞性卵巣症候群など)
2) 副腎に問題がある
3) プロラクチンの分泌が多い
4) 原因不明(特に見つかる病気は存在しない)
の4つに分かれます。

このSAHA症候群の診断は男性ホルモン、プロラクチン等を計測し、高ければ超音波検査等を行います。主に婦人科で検査を行うことができます。
SAHA症候群のように、男性ホルモン作用が亢進している症状を呈している場合のにきびには、抗男性ホルモンが非常に有効です。