にきび治療最前線

皮膚科処方の最新にきび治療薬からにきび治療掲示板まで。大人のニキビに悩んでいた医師がニキビに悩む全ての患者にエールを送る池袋のニキビ治療専門外来医のブログ。※左下の興味あるカテゴリーから入ると便利です

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ある調査では、にきびはストレスで悪化すると感じている人は、にきび患者の78%にのぼります。ストレスという実態のない個人差のあるものを、尺度で計測することは不可能なので、ストレスとにきびの悪化の因果関係は、医学的にははっきりしていません。ですが、逆ににきびが原因で、ストレスを強く感じることは多いと思います。ある種のスコアを使って、ストレス(感情)を評価した試験では、にきびが重症であるほど、感情に悪化がみられることが示されています。

私自身、にきびが良くなったり悪くなったりで、一喜一憂していた頃がありました。そのため、にきびを持つ患者さんの気持ちは良くわかります。

ですが、一喜一憂するのではなく、前向きに治療をしていくことが大切です。また、一度完治または、良くなっても、再発したり、悪化したりで非常に落ち込む患者さんがいますが、にきびは長い人では数十年付き合っていかなくてはならない病気です。私は患者さんには、再発すればまた、前向きに治療するように説明しています。よほどのことをしない限り、元のひどい状態まで戻る患者さんは数パーセントもいません。

ストレスを感じたときは、それに向き合い、何がストレスなのかを言葉に出して言ってみてください。その後に、その問題について具体的な目標を立ててください。そうすることだけで、ストレスの解決能力を高めることが出来ます。また、ストレスで無意識に顔を掻いたり、頭を掻いたり、にきびを触ったりする行動があれば、意識して止めるようにしましょう。

ストレスを解決する治療をメンタルケアと呼びます。通常治療とメンタルケアを併用した患者と、通常治療のみの患者では、通常治療とメンタルケアを併用した患者のほうが、にきびの改善率が30%以上も高かったと報告されています。

医学的にはストレスとにきびの関連は証明されていませんが、治療のひとつとして、ストレスを解決することを普段から心がけてください。

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